ユニホック

ユニホックとは

 スケートを履かず屋内で軽いプラスティック製のスティックとボールを使うスポーツです。
 運動量・競技性・意外性などがあり、幼児、児童生徒、中高年、高齢者はもとより若者も楽しめる
 スポーツです。


用具

 スティック  長さ80〜100cm、重さ200〜260g

 ボール    プラスティック製の白色でテニスボールより少し大きく、スピードが出すぎないように中が
         空洞で26個の穴が空いている。

 ゴール    普及競技大会用 105cm×90cm×45cm
         選手権大会用   140cm×105cm×65cm

 フェンス   コート外側を囲うもので高さ30〜40cm
 



コート      縦 20〜30m、横 10〜15m



競技方法

@ 6人対6人でおこなう。キーパーは置かない。

A フライングボールは手のひらに当てて「真下」に落とすことができる。

B ボールを止める際には、頭と腕以外ならどの部分を使ってもかまわない。

C 反則の度合いによって、ペナルティーストロークまたはフリーストロークが相手に与えられる。
  特に重い反則 を犯した場合はオーダーオフ(退場)が適用される。

ペナルティーストロークとは
 ペナルティポイント(ゴールから7m離れた地点)から1度だけシュートできる。この際、他のプレーヤーは
 ペナルティポイントから後方2m以上離れてボールがゴールラインを越えるまで動いてはならない。
 ボールがゴールまで届かない場合はフェイスオフにより再開される。

フリーストロークとは
 自由なストロークができる。この際、直接シュートしなくてもかまわない。また、主審の合図から
 3秒以内に打たなければならない。相手方はプレーヤーより3m以上離れていなければならない。

プレーの進め方

@ 競技時間は前後半10分ハーフで、ハーフタイムは2分。

A フェイスオフにより競技を開始する。フェイスオフとはレフリーによって床上に置かれたボールを
  両チーム各1名のプレーヤーがスティックを用いて取り合うことをいう。また、ゲーム再開時などでも
  おこなう。

B得点は1ゴール1点とする。

C 同点の場合は、5分間の延長戦をおこなう。それでも勝負がつかない場合はサドンデス方式をとる。

競技ルール(ファール)

キッキング・ザ・ボール ボールを足で蹴ったり、踏んだりすること。
ハイ・スティック スティックのブレードの部分を膝より高く振り上げてプレーすること。
スライディング・ストローク 手や膝をついたり、寝そべってプレーすること。
スローイング・ザ・スティック スティックを投げたり、落としたりすること。
ハッキング・ザ・ボール 空中のボールを手ではたいたり、掴んだりすること。
ダブル・ストローク フェイスオフしたプレーヤーが2度続けてボールに触れること。
クラッシング スティックで相手プレーヤーのスティックを打ったり、押さえたり、持ち上げたりすること。
ステップ・イン・オフェンス 足などが相手チームのゴールエリア内に踏み入ったりすること。
ステップ・イン・ディフェンス 足などが味方チームのゴールエリア内に踏み入ったりすること。
チャージング 相手チームのプレーヤーに対して、押す、掴む、タックルする、蹴るなどの危険行為をすること。
スティック・イン・ゴール スティックをゴールネットに触れてプレーすること。
プッシング・ザ・ゴール ゴールポストを動かしたり、握ってプレーすること。
オーバー・ザ・ライン ペナルティストローク時にボールがゴールラインを通過する前にプレーヤーが前方に移動すること。
オーバー・ザ・タイム フリーストロークまたはペナルティストロークを行うプレーヤーが3秒以上経過してからプレーすること。
オブストラクション その他、危険な行為および審判に暴言を吐くなどの行為。




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